管理部門で奮闘中の元ソフトウェアエンジニアによる日々雑感

【Raspberry Pi】 sambaインストール

テキスト編集やファイル転送もsshとviで事足りるのですが、
やはりWindowsネットワークを使ったほうが楽なのでsambaをインストール。

$ sudo apt-get install samba samba-common-bin

設定ファイルを編集。

$ sudo vi /etc/samba/smb.conf

下記内容を追加。(ここではpiユーザーのhomeを公開する)

[share]
comment = pi share
writable = yes
path = /home/pi
force user = pi

sambaユーザーを追加。
pdbeditがありますがsmbpasswdのほうが簡単なのでこちらを使います。
パスワードはOSユーザーに合わせたほうがいいと思います。

$ sudo smbpasswd -a pi

samba再起動。

$ sudo service samba restart

WindowsエクスプローラからIPアドレスにアクセスし、共有フォルダが見えればOK。

【Raspberry Pi】 IPアドレスを固定

デフォルトではDHCPになっているので固定IPに変更。

$ sudo vi /etc/network/interfaces

下記の赤字部分を、

iface eth0 inet dhcp

下記のように書き換える。(アドレスは例)

iface eth0 inet static
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.0

ネットワーク設定を反映させる。

$ sudo /etc/init.d/networking reload

ターミナルソフトを切断し、変更したIPで接続できればOK。

【Raspberry Pi】 ブートSDカード作成

公式ディスクイメージをダウンロードし、「Win32 DiskImager」でSDカードに書き込みます。
今回は「Raspbian "wheezy"」を使用。
4GB以上のSDカードが必要です。
できるだけランダムアクセスの速いSDカードをチョイスしたほうが良さそうですが、
今回は手元にあった上海問屋セレクトのノーブランド8GBのSDカードを使用しました。

出来上がったブートSDカードをRaspberry Pi本体に取り付けてUSB電源を接続します。
最初からSSHが起動しているのでHDMIでモニタに繋がなくてもいいです。
起動するまでに多少時間がかかるので、コーヒーでも入れて待った後、
TeraTerm等のターミナルソフトを使いSSHで接続するのですが、
初期設定ではRaspberry PiのIPはDHCPとなっていてIPアドレスがわからないので、
ネットワークスキャンソフトでIPアドレスを調査。
iOS用: iNet
Windows用: SoftPerfect Network Scanner

下記のユーザーが最初から存在するのでこれで接続します。
ユーザー: pi
パスワード: raspberry

初期設定を行うためのraspi-configコマンドを実行します。

$ sudo raspi-config

・expand_rootfs
公式ディスクイメージは2GBで作られているので、2GB超のSDカードの場合はこのコマンドで拡張する。
・change_pass
piユーザーのパスワードを変更。
・charge_timezone
タイムゾーンの変更。
・memory_split
ビデオメモリサイズを変更する。Xを使わないのであれば最小限16MBでOK。

設定画面終了時に再起動するか聞かれるので再起動し、
SDカードの容量が正しく認識されているかチェックしておきます。

$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
rootfs          7.1G  1.7G  5.1G  25% /
/dev/root       7.1G  1.7G  5.1G  25% /
devtmpfs        243M     0  243M   0% /dev
tmpfs            49M  344K   49M   1% /run
tmpfs           5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
tmpfs            98M     0   98M   0% /run/shm
/dev/mmcblk0p1   56M   17M   40M  30% /boot

ここまで終われば後は通常のDebianLinuxの作法で作業ができます。
あと、忘れずに下記もやりましょう。

$ sudo apt-get update

【Raspberry Pi】 購入

まずRaspberry Piを入手する。
英国RSModMyPiで購入。
自分は英国RSで購入しましたが、早く手元に届くのはModMyPiらしいです。
ModMyPiはケース抱き合わせですが裸で使うわけにはいかないので問題ないでしょう。
値段はModMyPiのほうが少し高めです。
£4をプラスして早く入手したいかどうかで決めればいいんじゃないでしょうか。
間違っても発送が遅いと噂の日本RSには注文しないほうがいいです。

英国RS: 本体£21.60 + ケース£3.99 + 送料£4.95 = £30.54
ModMyPi: 本体&ケース£29.99 + 送料£4.99 = £34.98

2月1日現在ではアベノミクス政策の円安で高くなってしまいましたね・・・

あと注意点がひとつ。
メモリが256MBの廉価版が発売されていますが、
メリットはほとんどないので512MB版を買いましょう。

仮スペース設置

自宅サーバーやめて約2年。
Raspberry Piという小型コンピュータの存在を知り再開してみようかと。

既にRaspberry Pi本体は手元にあります。
久々に触るLinuxコマンドを思い出しつつ、
ARM700Mhz+SDカードストレージでどこまで構築できるか、ぼちぼちやってみます。

自作blogも載せてみるか。あれ軽いし。

基本的に、Raspberry Piネタはwebサーバーを構築メモを備忘録として書いていきます。
(間違っている内容もあるかもしれないのでご注意ください)