管理部門で奮闘中の元ソフトウェアエンジニアによる日々雑感

【Raspberry Pi】 ブートSDカード作成

公式ディスクイメージをダウンロードし、「Win32 DiskImager」でSDカードに書き込みます。
今回は「Raspbian "wheezy"」を使用。
4GB以上のSDカードが必要です。
できるだけランダムアクセスの速いSDカードをチョイスしたほうが良さそうですが、
今回は手元にあった上海問屋セレクトのノーブランド8GBのSDカードを使用しました。

出来上がったブートSDカードをRaspberry Pi本体に取り付けてUSB電源を接続します。
最初からSSHが起動しているのでHDMIでモニタに繋がなくてもいいです。
起動するまでに多少時間がかかるので、コーヒーでも入れて待った後、
TeraTerm等のターミナルソフトを使いSSHで接続するのですが、
初期設定ではRaspberry PiのIPはDHCPとなっていてIPアドレスがわからないので、
ネットワークスキャンソフトでIPアドレスを調査。
iOS用: iNet
Windows用: SoftPerfect Network Scanner

下記のユーザーが最初から存在するのでこれで接続します。
ユーザー: pi
パスワード: raspberry

初期設定を行うためのraspi-configコマンドを実行します。

$ sudo raspi-config

・expand_rootfs
公式ディスクイメージは2GBで作られているので、2GB超のSDカードの場合はこのコマンドで拡張する。
・change_pass
piユーザーのパスワードを変更。
・charge_timezone
タイムゾーンの変更。
・memory_split
ビデオメモリサイズを変更する。Xを使わないのであれば最小限16MBでOK。

設定画面終了時に再起動するか聞かれるので再起動し、
SDカードの容量が正しく認識されているかチェックしておきます。

$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
rootfs          7.1G  1.7G  5.1G  25% /
/dev/root       7.1G  1.7G  5.1G  25% /
devtmpfs        243M     0  243M   0% /dev
tmpfs            49M  344K   49M   1% /run
tmpfs           5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
tmpfs            98M     0   98M   0% /run/shm
/dev/mmcblk0p1   56M   17M   40M  30% /boot

ここまで終われば後は通常のDebianLinuxの作法で作業ができます。
あと、忘れずに下記もやりましょう。

$ sudo apt-get update